お江戸へタイムトラベル

時代劇とお江戸の文化が大好きなゆきが綴ります

「狼よ落日を斬れ」 幕府と新政府の、両方の若き獅子たちの生き様

幕末ものもまた、時代劇で安定の人気を誇っているジャンルですね。

私もすっかり大河ドラマの「新選組!」にはまってしまった一人です。

 

よくある幕末時代劇のパターンとしては、こんなのが多いのではないでしょうか。

 

旧幕府軍側からのパターン

世の中の流れは変わってきている。それは自分でもわかるけど、捨てちゃあならねえ義理ってーいうものがあるんだよ的な話。

②新政府軍側からのパターン

新時代の風雲児たち。革命を起こそうと熱く語り合う若者たちと、倒れてゆく仲間たち的な話。 

 

はい。どちらも私の大好物な流れです。

敵と味方に別れて戦っているけど、みな誇りと信念を持って生きているというね。

テレビドラマや映画ともなれば、俳優さんやアイドルなど、見た目のいい人たちがそのお話を演じるわけで、更に私の熱量もあがります。

 

そして、私の中で1、2を争う幕末ものが「狼よ落日を斬れ」です。

f:id:yukiyikuy:20151108202308p:plain

 

守る側の幕府軍と、攻める側の新政府軍、その両方の面から描いたお話です。

杉虎之助(高橋秀樹)・中村半次郎(緒方拳)・伊庭八郎(近藤正臣)・沖田総司西郷輝彦)の4人が、もともとは仲のよい友人だったら…という設定。

序盤で和気藹々としている様子を見せられているから、それぞれが時代の波にのまれて散り散りになっていく様が、もう切ないのなんのって。

そして、この時の高橋秀樹がまーーーーぁ色っぽいのなんのって。

もう心臓が持たないほどに色気だだ漏れ。

普段、もう少し歳がいったのを見ているせいか←、こんなに色男だったのかと驚くほどの美男子…。

そして、4人とも豪華なメンバーで、更に監督が三隅研次 さんという。

これはなかなか見応えのある時代劇ではないかと思うのです。